【OwnCloud】アドレス変更のときのメモ

プロバイダを変えた影響を受け, LAN内に複数セグメントを持つことができなくなった。
そのおかげでESXのセグメントも致し方なく変更せざるを得なくなり, サーバのIPアドレスを変えるハメになった。OwnCloudで次の設定変えないとWEB画面へのアクセスで拒否られる。(TrustedDomainの設定でIP直書きしているので)

/var/www/html/owncloud/config/config.php

・・・・・
‘trusted_domains’ =>
 array (
 0 => ‘192.168.x.x‘,
 1 => ‘globalIPAddress‘,),
),
・・・・・

前回のプロバイダはDynamicDHCPといいながらも割り当てられたグローバルIPアドレスは3年間変わることはなかった。
今回はどうだか分からんが, そうなることを期待してグローバルからもアクセス出来る前提で設定は残しておく。

ownCloudのスループットをなんとなく見てみる

入れてみたあと,どんだけ使えるのかがきになるところ。
140MBのファイルを共有フォルダへ入れて同期にどれだけ時間がかかるのか見てみた。
家の回線はau光1Gでブロードバンドスピード測定サイトで測ると大体上りで40~50Mbpsは出る。
対してLAN内は1Gの環境。サーバは古いPCを代用したしょぼいものでもそれなりに速度でるだろうとは思っていたけど, なかなかいい結果でした。
ownCloudのクライアントがホスト1つしか登録できないのでLAN内限定になってしまうが, スマホの写真をバカスカと外から共有かけるようなことはしないから, 今のところはいいか。
Dorpboxは帯域頭打ちとなった。
サービス側の帯域制御の関係かな。

LAN内なのでサクッと終わった。
家族でスマホの写真共有はこれで十分かもしれないね。

ownCloudを入れる

Dropboxの容量が足りないと(妻)が言ってきたので家にownCloudを立てて自前オンラインストレージ的に使えるようにしようと考えた。

で, 早速入れてみる。
(今の最新バージョンは8.0)

サーバはCentOS7なので手順にしたがって入れる。
ここに手順が公開されています。

# cd /etc/yum.repos.d/# wget http://download.opensuse.org/repositories/isv:ownCloud:community/CentOS_CentOS-7/isv:ownCloud:community.repo# yum install owncloud

あとはSELinuxの設定も必要となるが, うちは無効化しているので飛ばす。

あとはブラウザで http://サーバのIPアドレス/owncloud/ へアクセスしてアカウントのセットアップをすればOK。

が, mariadbにownCloudのデータベースとユーザがなかったのでそれを事前に作っといた。

あとはクライアントアプリをインストールして完了。

HTTPS化はこちらこちらなどを参考に。


余談
こっちでHTTPS化するとZabbixも引きずられてHTTPS必須になった。

これは/etc/httpd/conf.d/zabbix.conff 内に SSLEngine off を記述すればOK。


余談2 (2015/02/25追記)
ownCloudのWebUIで「PHPのコードがUTF-8になってないよー」と警告が出ていたので /etc/php.ini を編集してhttpdを再起動。

/etc/php.ini 
; PHP’s default character set is set to empty.
; http://php.net/default-charset
default_charset = “UTF-8”  ; これをコメントアウト