【OpenStack】Ocataでインスタンス作成エラー

AWSのインスタンスにOcataをPackstackで入れて見たんだけど, インスタンス作成時にエラーが出る。

 ERROR nova.conductor.manager [req-c532e549-5c8c-44b9-a1f6-728b6e8dccdf - - - - -] No host-to-cell mapping found for selected host packstack. Setup is incomplete. 

バグという情報もあり, Work Arroundに習って以下コマンドを実行することで回避出来た。

# nova-manage cell_v2 discover_hosts
# nova-manage cell_v2 list_cells
+---------+--------------------------------------+
| Name | UUID |
+---------+--------------------------------------+
| cell0 | 00000000-0000-0000-0000-000000000000 |
| default | cd0248ed-7350-48d6-9239-236083c4d401 |
+---------+--------------------------------------+

新たにCellが出来たっぽい。
が, インスタンスを作ってみると

nternal error: process exited while connecting to monitor

という新たなエラーで起動せず。んー。
なんか足りない。

VyOSのイメージ作成

OpenStackでVyOSのイメージをESXからのイメージでなんとなく適当にやっていたけど, やっぱキレイなイメージ使いたいと思って今日やっとこさやった。

手順はこう。

  1. KVM上でVyOSのisoイメージから起動する用のCentOSを準備
  2. KVM on OpenStack(KVM)となるので, インスタンスをちょっといじる
  3. KVM用CentOSに必要なパッケージを入れる
  4. VyOSのisoをDL
  5. KVM上で起動
  6. MAC消してeth0をDHCPに設定したり自分色に染める
  7. qcow2をOpenStackにイメージとして登録で完了

実際の流れ。

CentOS7のインスタンスを立ち上げる。
KVM on KVMの設定をここを参考に実施。
必要なパッケージインストール。

sudo yum install -y qemu-kvm libvirt virt-manager libguestfs.x86_64

KVM上でVyOS起動

qemu-img create -f qcow2 ./vyos.qcow2 2G
virt-install --virt-type kvm --name VyOS --ram 1024
--cdrom=../vyos-1.1.7-amd64.iso
--disk ./vyos.qcow2,format=qcow2
--network default
--nographics

VyOSをウィザードに従ってインストール。
これはオフィシャルの手順のまま。
インストール完了後再起動。VyOSはCD-ROMデバイスを再起動後に勝手にデタッチするので, この手順はやらなくてOK。

VyOSのテンプレートとなる設定を好みで入れる。(MACは消しておく)

conf
delete interface ethernet eth0 hw-id xx:xx:xx:xx:xx
set interface ethernet eth0 address dhcp

これで出来上がったqcow2をopenstack nodeへscp。
OPENSTACKにイメージとして登録。

openstack image create --file vyos-1.7.7.qcow2 --public --disk-format qcow2 --container-format bare VyOS-1.1.7

あとはこのイメージをもとにインスタンス作成。

openstack server create --flavor m1.small --image VyOS-1.1.7_true --security-group default --nic net-id=172.20.30.0/24  vyos_true

やっとすっきり!

参考までに今回作成したイメージをここに置いておく。

【メモ】openstackのyumでのアップデート手順

以前, 考えなしに yum update -y とかやったらOpenStack環境がぶっ壊れたので, 手順をこれみて確認しながら恐る恐るアップデートした。リポジトリオフっていたから久々に yum check-update やってみたら出るわ出るわ, アップデートの数々。やめようかと思った。

openstack-service stop
yum update -y
keystone-manage token_flush
keystone-manage db_sync
cinder-manage db sync
glance-manage db_sync
nova-manage db sync
heat-manage db_sync
openstack-service start

これで完了。
問題なさそうだったけど, cinder bootしていたインスタンスがボリュームがねーぞってエラーを吐いて起動せず。確かにメッセージのディレクトリを見てみるとたしかに無い。
試しに, 当該ボリュームから新しくインスタンスを起動してみると問題なく立ち上がる。

つーことで, 調査を諦めてインスタンス削除して新しく作ってリカバった。

packstackもいいけどtripleOでの構築もやってみようかな。

Ocata入れてみた

Ocataがリリースされたので AWSにCentOSのインスタンス立てて入れてみた。
コンテナ周りが充実したとかでMagnumも入れてみた。

AWSでAllinoneって結構面倒なのね。ローカルのPCサーバでやるのとはちょっと手順やanswer-fileの編集が違う。そういうものかしらね。

入れたばかりで何も設定していないが, OpenStackのイメージが変わったのね。フラットデザインになった。

デザイン変わった直後ってどうしても「前のほうがよかったなー」ってなる

Docker・・・。指定なのかしら

そしてコンテナはインスタンスの種類でDockerって表示されるのか。ふーん。

あれ, openstack-statusコマンドが見当たらない。

→ yum install openstack-utils やってなかっただけだった。(3/22追記)