OpenStackでVyOSのイメージをESXからのイメージでなんとなく適当にやっていたけど, やっぱキレイなイメージ使いたいと思って今日やっとこさやった。
手順はこう。
- KVM上でVyOSのisoイメージから起動する用のCentOSを準備
- KVM on OpenStack(KVM)となるので, インスタンスをちょっといじる
- KVM用CentOSに必要なパッケージを入れる
- VyOSのisoをDL
- KVM上で起動
- MAC消してeth0をDHCPに設定したり自分色に染める
- qcow2をOpenStackにイメージとして登録で完了
実際の流れ。
CentOS7のインスタンスを立ち上げる。
KVM on KVMの設定をここを参考に実施。
必要なパッケージインストール。
sudo yum install -y qemu-kvm libvirt virt-manager libguestfs.x86_64
KVM上でVyOS起動
qemu-img create -f qcow2 ./vyos.qcow2 2G
virt-install --virt-type kvm --name VyOS --ram 1024
--cdrom=../vyos-1.1.7-amd64.iso
--disk ./vyos.qcow2,format=qcow2
--network default
--nographics
VyOSをウィザードに従ってインストール。
これはオフィシャルの手順のまま。
インストール完了後再起動。VyOSはCD-ROMデバイスを再起動後に勝手にデタッチするので, この手順はやらなくてOK。
VyOSのテンプレートとなる設定を好みで入れる。(MACは消しておく)
conf
delete interface ethernet eth0 hw-id xx:xx:xx:xx:xx
set interface ethernet eth0 address dhcp
これで出来上がったqcow2をopenstack nodeへscp。
OPENSTACKにイメージとして登録。
openstack image create --file vyos-1.7.7.qcow2 --public --disk-format qcow2 --container-format bare VyOS-1.1.7
あとはこのイメージをもとにインスタンス作成。
openstack server create --flavor m1.small --image VyOS-1.1.7_true --security-group default --nic net-id=172.20.30.0/24 vyos_true
やっとすっきり!
参考までに今回作成したイメージをここに置いておく。