Catalystでジャンボフレームに対応させる設定を調べていて, MTU周りについてのメモ。
参考)
インターフェイスおよびハードウェア コンポーネント コンフィギュレーション ガイド、Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3650 スイッチ)
Interface and Hardware Component Configuration Guide, Cisco IOS XE Release 3SE (Catalyst 3650 Switches)
微妙に日本語と英語のサイトが違う。
System MTU Values
The following MTU values can be configured:
System MTU–This value applies to switched packets on the Gigabit Ethernet and 10-Gigabit Ethernet ports of the switch. Use the system mtu bytes global configuration command to specify the system jumbo MTU value. System Jumbo MTU–This value applies to switched packets on the Gigabit Ethernet and 10-Gigabit Ethernet ports of the switch. Use the system mtu jumbo bytesglobal configuration command to specify the system jumbo MTU value. Protocol-specific MTU–This value applies only to routed packets on all routed ports of the switch or switch stack. Use the ip mtu bytes or ipv6 mtu bytes interface configuration command to specify the protocol-specific MTU value.
・system mtu コマンド
1Gと10Gのスイッチングポートに適用。設定後再起動が必要。
・system mtu jumbo コマンド
1Gと10Gのスイッチングポートに適用。設定後再起動が必要。
上と何が違うんだ???
・ip mtu コマンド
Routed-portに適用される設定。インタフェースに設定。再起動不要。
system mtu の値より大きいものは設定不可。
うーん。「system mtu」と「system mtu jumbo」違いが分からない。
と, ここでCat3650が1Gbps以上のインタフェースしか持っていないからこういうマニュアルになっているのか?と思って別の機種も含めて調べてみると・・・。
Catalyst スイッチでのジャンボ/ジャイアント フレーム サポートの設定例
すべての 10/100 インターフェイスで MTU を変更するには、system mtu コマンドを使用します。 このコマンドは、10/100 インターフェイスについてのみ効力があります。3750(config)# system mtu 15463750(config)# exit3750# reloadすべてのギガビット イーサネット インターフェイスで MTU を変更するには、system mtu jumbo コマンドを使用します。 このコマンドは、ギガビット イーサネット インターフェイスについてのみ効力があります。3750(config)# system mtu jumbo 90003750(config)# exit3750# reload注: system mtu コマンドはギガビット イーサネット ポートには影響せず、 system mtu jumbo コマンドは 10/100 ポートには影響しません。 system mtu jumbo コマンドを設定していない場合は、system mtu コマンドの設定がすべてのギガビット イーサネット インターフェイスに適用されます。
とあった。1G以上のインタフェースしかないスイッチでは「system mtu」でも「system mtu jumbo」でもどちらでもすればよさそう。